シャンプーは大本になる洗浄成分があり、
高級アルコール系・
アミノ酸系・
石鹸タイプの3種類にざっくり分けられます。
高級アルコール系の洗浄成分名称(・・・は表記がありすぎますので省略してます)
☆ラウリル硫酸・・・ 毒性が強いが泡立ちが良く洗浄力が強い。
☆ラウレス硫酸・・・ 中程度の毒性でラウリル硫酸・・・とほぼ同等の泡立ち洗浄力。
☆オレフィンスルホン酸Na 毒性は弱いが泡立ち、洗浄力は共に強い。
トリートメントやカラーの色持ちを考えると避けたほうがよい
アミノ酸系の代表的な洗浄成分名称
☆ココイルグルタミン酸TEA(トリエタノールアミン)
代表的なアミノ酸系の洗浄成分・洗い上がりはシットリとしていてダメージ毛・乾燥毛に適している。
☆ココイルメチルアラニンNa(ラウロイルメチルアラニンNa・ヤシ油脂肪酸メチルアラニンNa)
グルタミン酸より洗浄力、泡立ちが良い。アミノ酸系の中でも低刺激で安全性が高い。
☆ココイルメチルタウリンNa(ラウロイルメチルタウリンNa・ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa)
アニオン界面活性剤の中でも低刺激で安全性が高い。
☆ココイルサルコシンNa・TEA・K(ラウロイルサルコシンNa・TEA・K)
アミノ酸系の中では刺激・アレルギー共に問題があるので最近では使われていない。
☆ココイルリンゴアミノ酸Na
ヘアコンディショニング効果・スキンコンディショニ
ング効果・起泡力・濃密でソフトな泡立ち。
トリートメントやカラーの色持ちを考えると良い
アミノ酸系に分類されるタンパク質系(PPT)の洗浄成分名称
☆ココイル加水分解ケラチンK
ヘアコンディショニング効果・スキンコンディショニング効果・洗浄力・キメの細やかな泡立ち
☆ラウロイル加水分解シルクNa
皮膚・毛髪に馴染みが良くコンディショニング効果が高いが、洗浄力・起泡力に劣る
※上記のアミノ酸系洗浄成分と併用さる場合が多い
痛んだ髪にトリートメントやカラーをした時の色持ちに一段と良く、より安心して使えるのは、両性イオン界面活性剤のコカミドプロピルベタインが入っていないアミノ酸系のシャンプーで、顔を洗ったときに顔が突っ張らず目が痛くならないシャンプーならフケにもアレルギーにも安心して使えます。
石鹸タイプの洗浄成分の名称
☆カリ石鹸素地
☆ラウリン酸K
☆オレイン酸K
☆ミリスチン酸K
石鹸タイプのシャンプーは頭皮には優しいのですが、髪の毛に付いてしまうとガサガサになってしまい、カラー毛やトリートメントの持続性を考えると選択から外れるが軟毛のボリュームUPには適する。